東北日本海周遊第1話の裏話
↑那須塩原で撮った写真。満足の行く写真はまだ撮れていないのでいずれ再訪したい撮影地の一つ。
この記事は、こちらの動画のネタバレを含んでいます。先にこちらの動画を見てから当記事を読むことを強くお勧めします。
はじめに
みなさん、食中毒ってご存じですか?はいそうです。あの食中毒です。実は七月の頭辺りに突然嘔吐した後、激しい腹痛にのたうち回る日々が続いてました。はじめ腹痛を感じた時は(ストレスで胃がイカれたのかな?)としか思ってなかったのですが、今までに無い位の痛みが今までに無い位長く続いたので(これはいけない)と無限に寝込んで休日を完全に潰しました。悲しい。で、休み明けに病院行ったところ、医者に「食中毒じゃない?」って言われました。で、すぐに詳しく検査を受けて今は結果を待っている(具体的に何にかかったのかとか)最中です。どうやら余裕で入院するレベルの食中毒だったらしいのですが、なんか元気だった*1ので家で安静にして過ごしてました。薬を飲み始めてからすぐに腹の痛みが消えたのには感激でしたね。くすりのちからってすげー!みんなも食中毒には気をつけよう!*2
まぁそんな話はどうでもよくて、今回は動画を作るにあたって「裏話とか自分なりの動画の見かたとかブログに書いたら面白んじゃね?」って思ったので書いてみることにしました。書いてて楽しかったら次回以降も続けていく予定です。
犠牲者選定
誰を連れて行こうかなっていうのは、かなり前から決めていました。おそらくこの三人だったら綺麗に落とし込めるかなと思い、きまぐれなどによって出演キャラが左右されることのないようにあらかじめ予告を打っておきました。これはあらかじめ言っておきますが、「〇〇出してほしい!」って言った感じのコメントに応える事はできないです。これは勘弁してください。ごめんね
多田李衣菜
当然。連れていかない理由が無い。担当だもん。なんだかんだ言って動画の中では美味しいポジションにいる感じ。このシリーズのレギュラーにして主役。そんな感じのポジションですかね。シリーズの大黒柱として今回も体を張ってもらいましょう。
速水奏
マジで出したかった。「クールアイドルとしての多田李衣菜」の対極の位置にして根っこの部分は同じ。そんなポジションのアイドルだと思ってる。わかざみ氏*3は「多田李衣菜と最も相性がいいクールアイドル」と評している。今回は持ち前の頭の良さを武器にプロデューサーと高度な情報戦を繰り広げる。裏の主役。
北条加蓮
流れ弾が当たった人。ごめんね。やっぱりアイドルが二人だけだと少々盛り上がりに欠けるので、前に挙げた二人と深く関わってるアイドルが欲しいよなぁと思い真っ先に思いついたのが北条加蓮。結果的にこの三人を呼んだおかげで丸く収まったかなって感じがする。この組み合わせは「薄荷」のコミュで実現しているが、それ以来三人が再び集結することは2020年7月13日の時点では無い*4。バランスいいと思うんだけどなぁこの三人。今回はいわゆるゲスト枠での参戦。二人の力を借りながらプロデューサーと粘り強く戦っていく。
プロデューサー(P)
くろまく~。今回もあの手この手で出演者を振り回していく。彼のプロデュース理念は「自由闊達の環境のもと、挑戦し、創造し、貢献する」だが、彼の一連の行動*5は”自由とは、どこまで自由であるべきか”ということを強く問いかけている。
多田李衣菜と速水奏の担当を受け持ち、時々北条加蓮の仕事にも携わる。彼の上司はシンデレラプロジェクトを立ち上げた。
Scene1:上野駅
どこかで見たことがあるような導入ですねぇ。え、見覚えが無い?この動画を見れば思い出すかもしれませんよ?
0:35~0:55
奏は李衣菜の「銀座線のルートをなぞり歩く」という発言から一瞬で自分の立場を理解し、離脱を試みるもPがそれを予想しないはずもなく、詰み。加蓮は奏の顔が一瞬青ざめた事、Pの「悲壮感の漂う顔」、李衣菜の「私と会ってそんなに悲しいの?」で自分の立場を理解した。そして加蓮の顔が青くなったことで李衣菜も異変に気がつき、Pの「旅に出るよ」ですべてを察した。
Scene2:宇都宮線
毎度おなじみ上野6:08発普通宇都宮行き。青森に行くだけならもっと遅い電車でも到着時刻が変わらないのですが、この電車に乗るとちょうど福島で昼の時間を確保できるので北上する時は基本これを使ってます。最悪寝坊しても追いつきやすいですしね。ただ、今回用事があるのは奥羽本線の方なのであまり関係のない話になってしまいますが。12月上旬~中旬だとちょうど古河の利根川橋梁付近でご来光を拝む*6ことができます。おすすめ。
1:00~
李衣菜は限界旅行を身をもって体験したからこそ最後まで離脱を試みるも、失敗。諦めが悪い。Pは終始ゲラゲラ笑っていた。
1:47~
今回使う切符の説明。切符の名前に「三連休」なんてついているもんだから、12月22日出発だということがわかる。使えるエリアや期間を見れば北東パスより使い勝手が悪いものの、追加料金だけ払えば特急に乗れるのはとても心強い。爆アド。奥羽本線を経由することになったのが今回この切符を利用することになった決め手となる。
3:09~
奏先生によるネタばらし。秘密裏に動かしている計画をあえて話すことで(マークから外れた)と相手を安心させることができる。二度はない初見殺しの技。
3:43~
実はこの動画おまけのシーンに使われている映像と一緒。荒川を渡ってカーブを曲がり、川口駅を通過した辺りで再加速する。よくよく考えると線路が6本並んでたり15両編成の電車が並走する光景は頭おかしいと思う。
Scene3:宇都宮駅
宇都宮駅8:03発の黒磯行きは小金井始発なのだが、小金井で降りたところで駅の中に何もないし宇都宮で客が入れ替わって普通に座れるので、素直に宇都宮まで行ってNew daysかなんかで飲み物買ったりした方がいいと思う。
4:24
この動画を参照。いやー酷い目に遭った。
4:37
中野有香(149㎝)は初見だと驚く。普通に155㎝位あると思ってたので。
Scene4:黒磯駅
宇都宮~黒磯と新白河~郡山の車窓が1秒も流れなかったのはどういうことか、察してほしい。
5:06~
こういうことされると本当萎えるんですよねぇ…最善の選択は音楽アプリを起動しイヤホンで栓をするなのですが、旅行中はあまり充電を消費したくなかったのでイヤホンの案は泣く泣く没になりました。こういうのを「自然災害」*7と呼んでいるのですが、『青春18きっぷの使い方完全攻略ガイド!』みたいな記事を作ってそこに「電車内での酒盛りは周りの人の迷惑になるのでやめましょう!」とでも書けば*8対策できるんですかね…集団かつ日本人なのがタチの悪さに拍車をかけている。
実は黒磯出発時点で「郡山から新幹線に乗ること」が奏に伝わっている。
Scene5:新白河駅
ここに来るたびに酪王カフェオレを買っている気がする。
7:36~
予防線張りまくりパート。発言者を問わずほぼ全ての発言が作者の本音。
8:04~
有吉の壁レギュラー化本当めでてぇ
Scene6:郡山駅
福島県最大の都市なだけあって新幹線側の駅前がめっちゃ栄えてる*9。
8:41~
そもそもなぜこんなコントを作ることになったかと言えば、こんなこと*10があったからです。昼飯の時間だけ奪われて最悪だった。踏んだり蹴ったり過ぎる。これも「自然災害」。
9:50
なぜ選択肢として新庄が一番最適なのかは次回詳しく話すつもりですが、せっかくなので考えてみてくださいな。米沢、山形、新庄の位置と時刻表の読み方が分かれば〇まではいかなくとも△以上の予想はできると思うので。
おわりに
こうやって改めて文章に起こしてみると、「思ったより深くセリフを考えてるなぁ(自画自賛)」と思うと同時に「難しいのかなぁ」とも思ったりします。特にプロデューサーは「言葉を言葉通りに発していない」事が多いので、文字通りに意味を受け取ってしまうと…
そういう部分に着目して改めて作品を見直すと、プロデューサーが何を言いたいのかぼんやりと見えてくる部分があるかもしれません。100%完璧な答えは出せずとも(何かがおかしい)と思う部分が見つかるかもしれません。今作はそういう楽しみ方ができる動画にしたいと思っているので、余力があれば「こいつ何言ってんのかな~?」なんて考えてみてください。みなさんの「ひょっとして…?」、お待ちしております。
それではまた次回の動画でお会いしましょう。ごきげんよう、さようなら
*1:諸説あり
*2:何が原因で食中毒になったのかマジで心当たりがない
*3:国立開発研究法人:かなりーな開発研究機構(Kanade and Rina Development and Research Organization Japan:KRDROJ)の理事長を務める。
*4:はず
*5:事務所の中でピールP50を乗り回した挙句、壁に穴をあける。事務所に花火を持ち込んで遊んでいたら、ボヤ騒ぎになる。社内に保存してあるDVDを片っ端から床に並べて、ドミノ倒しをして遊ぶなど
*6:一年で一番日が出ている時間が短い日を「冬至」と言うが、冬至が一年で一番日の出時刻が遅くなるわけではない。
*7:人々が自然に対話を試みても徒労に終わることが多いので。
*8:この時「濡れた飼い猫を乾かす為に電子レンジでチンし死亡させた後、『メーカー側が注意喚起をしなかったのが悪い』と訴訟を起こした米国の架空エピソード」を思い浮かべている
*9:反対側?うーん…
*10:???「座談会来ない?」